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新型コロナウイルス感染症の留意事項について(第6報)

2020年4月1日


学生・教職員 各位

岡山大学長 槇野 博史


 新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大を受け、3月31日付けで外務省は米・中国・韓国全土に感染症危険レベル3(渡航中止勧告)を、それ以外の全世界に対し、感染症危険レベル2(不要不急の渡航自粛)を発出しました。また、国内においても大都市圏で感染経路が不明な罹患者が多数発生しています。
 これらの状況を踏まえ、以下の事項を追加・追記しましたので、学生・教職員の方は、本学の留意事項を確認の上、適切に対応するようお願いします。

(主な変更点)

  • 海外渡航について「感染症危険レベルが3の地域」への渡航中止を追記しました。
  • 国内出張等の自粛についてあらたに追加しました。
  • 会議の自粛、開催時の注意点についてあらたに追加しました。
  • イベント等に「3つの密」の条件を追記しました。

  1. 感染拡大予防
  2. 受診・相談の目安
  3. 感染症危険レベル2以上の地域からの帰国者・入国者
  4. 海外渡航の中止・自粛
  5. 国内出張等の自粛
  6. 学生の公欠
  7. 教職員の職務専念義務免除
  8. 海外渡航における届出
  9. 研究員等の受入
  10. ボランティア活動等の自粛
  11. 会議の自粛等
  12. イベント等の自粛・参加の自粛

 (感染拡大予防)1 新型コロナウイルスの感染拡大予防に有効とされる手洗い(接触感染の予防)を徹底してください。
 なお、ウイルスを排出している可能性のある方(咳や発熱のある方、感染者と接触された方)は、周囲の方への飛沫拡散防止のため、咳エチケットの励行をお願いします。
 また、できる限り健康状態の確認(検温等)を行ってください。
 発熱等の風邪症状がみられるときは、無理をせずに自宅で休養するようにしてください。体調不良時に登校、出勤しないことが感染拡大予防につながります。


 (受診・相談の目安)2 以下の症状がある方は、最寄りの「帰国者・接触者相談センター」に相談してください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続く方
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
 相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、案内された医療機関を
受診してください。
◆ 帰国者・接触者相談センター(保健所)
新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター(厚生労働省ホームページ)

※ 受診の結果、新型コロナウイルス感染症が疑われた場合は、岡山大学保健管理センターに電話連絡してください。
 また、新型コロナウイルス感染症と診断された場合は、速やかに保健管理センター及び所属部局へ連絡してください。
 ○ 保健管理センター
  TEL 086-251-7217(平日8:30 ~ 17:00)


 (感染症危険レベル2以上の地域からの帰国者・入国者)3 感染症危険レベルが2以上の地域(経由地を含む)からの帰国者・入国者は、保健管理センターに電話連絡してください。帰国後・入国後14日間は、体調に問題がない場合も自宅に滞在するなど経過を観察し、毎日体温を測り(朝夕2回以上)、手洗いを徹底してください。
現在、全世界の国・地域が感染症危険レベル2以上となっています。(3月31日現在)
 ○ 外務省 海外安全ホームページ
 ○ 保健管理センター
  TEL 086-251-7217(平日8:30 ~ 17:00)


 (海外渡航の中止・自粛)4 感染症危険レベルが3の地域については、渡航を中止してください。感染症危険レベルが2の地域については、不要不急の渡航は自粛してください。
 ○ 外務省 海外安全ホームページ


 (国内出張等の自粛)5 大都市圏を中心に感染が拡大していますので、国内においても出張等は可能な限り自粛してください。


 (学生の公欠)6 医療機関において新型コロナウイルスに感染していると診断された場合、感染者の濃厚接触者と特定された場合、風邪の症状(発熱・咳・強いだるさ等)などの体調不良の場合、日本の入国制限・日本への出国制限等により授業開始までに日本へ入国できない場合、または、上記3の感染症危険レベルが2以上の地域からの帰国者・入国者に該当し、授業等を欠席する必要がある学生は公欠として扱います。
   新型コロナウイルス感染症に関する注意喚起について


 (教職員の職務専念義務免除)7 医療機関において新型コロナウイルスに感染していると診断された場合、感染者の濃厚接触者と特定された場合、または、上記3の感染症危険レベルが2以上の地域からの帰国者・入国者に該当し、就業が制限され業務に従事できない教職員は職務専念義務免除として扱います。(「新型コロナウイルス感染症に関連した就業上の措置等について」2月3日総務・企画部人事課通知)


 (海外渡航における届出)8 海外へ渡航する場合は、教職員は海外渡航調書を提出してください。学生は必ず「派遣留学支援・海外渡航登録システム」により、留学渡航届、私事渡航届のどちらかの登録を行うとともに外務省が開設する「たびレジ」(3か月未満の海外滞在)または「在留届ORRnet」(3か月以上の海外滞在)への登録を徹底してください。


 (研究員等の受入)9 感染症危険レベルが2以上の地域からの研究員等の受入については、延期或いは中止してください。現在、全世界の地域が感染症危険レベル2以上となっています。(3月31日現在)
国内の共同(受託)研究員の受入については、対応方針・施策(企業向け)を確認した上で、受入をしてください。


 (ボランティア活動等の自粛)10 新型コロナウイルス感染者が滞在する場所での自発的な支援活動や、その場所に不用 意に近づく行為などは、くれぐれも自粛してください。 


 (会議の自粛等)11 学内の会議については、自粛を含め必要性をあらためて検討いただき、会議を開催する場合は十分な換気を行うとともに、可能な限り少人数での開催、会議時間の短縮、Zoom等による遠隔会議への変更等の感染拡大予防に努めてください。


 (イベント等の自粛・参加の自粛)12 イベント等は、感染拡大の防止の観点から、自粛を含め開催・参加の必要性をあらためて検討してください。
  特に、イベント等が「換気の悪い密閉空間」、「多数が集まる密集場所」、「間近で会話や発声をする密接場面」の「3つの密」の条件が重なる場合等は、開催・参加を自粛してください。


 現在も状況は変化していますので、下記のホームページをはじめとして、最新情報に注意をはらうようにしてください。また、個人情報への配慮に十分留意し、冷静な対応を心がけてください。



<関連ホームページ>
外務省 海外安全ホームページ
厚生労働省ホームページ
各都道府県の新型コロナウイルスに関するお知らせ・電話相談窓口(首相官邸ホームページ)
外務省 たびレジ、オンライン在留届
岡山大学派遣留学支援・海外渡航登録システム国立大学協会 協会長メッセージ



<本件担当>
 ○感染対策に関すること
   保健管理センター 086-251-7217
   安全衛生部保健衛生管理課 086-251-8984,7286,7100 
 ○留学、留学生に関すること
   国際部留学交流課 086-252-7079(受入),7037(派遣)
 ○学生の就学に関すること
   学務部学務企画課 086-251-8423
 ○職員の就業に関すること
   総務・企画部人事課 086-251-7029
 ○行事等に関すること
   総務・企画部総務課 086-251-7007
 ○国内からの研究員の受入等に関すること
   研究協力部産学連携課 086-251-7756